この記事では、耳栓の入れ方のコツについて、種類ごとの特徴や注意点とあわせて解説します。
音をさえぎるときに役立つ耳栓ですが、誤った入れ方では十分な効果が得られないどころか、体調をくずすリスクがあります。
手軽に使えるからと、自己流で耳栓を入れるのはたいへん危険です。
耳栓の正しい入れ方を理解すれば、しっかり休めたり集中して作業に取り組んだりできますよ。
いつもの暮らしに耳栓を上手に取り入れることで、騒音のストレスから解放されるでしょう。
この記事で耳栓の正しい入れ方を知り、快適な生活を送るきっかけをつかめれば幸いです。
耳栓の入れ方にはコツがある!正しい使い方を覚えよう

これより、耳栓の正しい入れ方について説明します。
耳が汚れたまま耳栓を入れたり、無理やり入れたりすると、耳をいためてしまう可能性があるのです。
耳栓にはさまざまなタイプがありますが、基本的な入れ方の手順は下記の通りです。
- 手順①耳の中をきれいにする
耳の汚れや湿気を拭きとり、きれいな状態にしましょう。
- 手順②右手で耳栓の端を持つ
耳栓のタイプによっては、軸を持つときもあります。
- 手順③左手で右耳の上部を軽くつまむ
耳の穴の通り道は少し曲がっており、耳栓を入れやすくするためです。
- 手順④左手でつまんだ右耳を軽く引き上げる
耳を引き上げて、耳の穴の通り道をまっすぐにします。
- 手順⑤耳栓を優しくねじこむように入れる
直前に耳栓をつぶしておくと、さらに入れやすくなります。
- 手順⑥耳栓が膨らむまで、軽く耳を押さえる
耳栓が外に出てこないよう、右手の指で押さえてください。
耳栓を無理やり入れるのではなく、耳を傷つけないように優しく入れるのがポイントです。
毎回のこととなると面倒かもしれませんが、皮膚に刺激を与えないためにも、手順をしっかり押さえておきましょう。
また、あまりにも奥深くまで耳栓を入れてしまうと、自力で取れなくなる可能性があるため注意してください。
耳栓は手軽に使えるアイテムだからこそ、正しい入れ方を学ぶ必要があるのです。
どれを選べばいい?耳栓のタイプ別の違いを要チェック

ここでは、耳栓のタイプ別の特徴についてお伝えします。
耳栓にはさまざまな種類があり、使い心地や好みによって自分のお気に入りを探すのも、楽しみの1つと言えるでしょう。
それでは、主な耳栓のタイプ3つを順番に見ていきます。
耳栓のタイプ①:スポンジタイプ
はじめに、スポンジタイプの耳栓について説明します。
もっとも一般的な耳栓で、ふわふわと柔らかく、騒音をカットする性能が高いのが特徴です。
その名の通りスポンジでできた耳栓で、耳への負担が軽く、寝るときなど長時間の使用に適しています。
スポンジタイプの耳栓はドラッグストアやスーパーなどでも取扱いがあり、手頃な価格で買えるのも嬉しいポイントです。
耳栓は何度も使っていくうちに劣化して、弾みや音をさえぎる効果も弱まるため、いくつかストックしておく必要があります。
はじめて耳栓を使う場合は、まずスポンジタイプから試してみるのがおすすめです。
耳栓のタイプ②:フランジタイプ
2つ目に解説する耳栓は、フランジタイプです。
「フランジ」というヒレのようなくぼみが複数あり、段階的に耳のふさぎ具合を調節できる耳栓です。
耳の穴の大きさや、どれだけ音をさえぎるかで耳栓を入れる深さを変えられるため、とても重宝するアイテムと言えます。
水洗いできる商品が多く、いつでも清潔な耳栓を使えるのもメリットの1つですね。
硬めの素材が耳栓に使われており、人によっては痛みや圧迫感を来たすため、長時間の使用には向きません。
フランジタイプの耳栓は、騒音をカットしつつも、ある程度音が聞こえる状態にしたい場合におすすめです。
耳栓のタイプ③:デジタルタイプ
最後にお伝えするのは、デジタルタイプの耳栓です。
ノイズキャンセリング機能が備わっており、騒音だけをカットできるイヤホン型の耳栓です。
耳栓には騒音だけではなく、人の声など必要な音までさえぎるデメリットがあります。
デジタル耳栓が周りの音を分析して騒音だけを加工して打ち消すので、人の声はしっかり聞きとれます。
周囲の音が気になるけれども、アナウンスは聞いておきたい電車内などで、デジタル耳栓は活躍してくれるでしょう。
スポンジタイプやフランジタイプの耳栓と比べて価格が高いため、購入前にしっかりと複数の商品を比較することが大切です。
日常のさまざまなシーンで快適に過ごしたい場合に、デジタル耳栓をおすすめします。
間違った耳栓の使い方で痒くなる⁈3つの注意点を解説

冒頭でもお伝えしたように、耳栓は誤った使い方をすると体調をくずすリスクがあります。
毎日を快適に暮らすために耳栓を使ったのに、体調を崩してしまっては意味がないですよね。
これから、耳栓を使うときの注意点について3つ解説します。
注意点①:耳を清潔にしてから耳栓を使う
注意点の1つ目に、耳を清潔にしてから耳栓を使うことをお伝えします。
耳の穴に汚れや汗が残った状態で耳栓を入れると、通り道(外耳道)に細菌が増えてしまい、外耳炎をまねく恐れがあります。
外耳炎は耳の入口から鼓膜までの皮膚が赤くはれる病気で、耳栓による傷から細菌が入りこむことが原因の1つです。
硬い素材の耳栓を使ったり、耳の奥まで強く押しこんだりすると、皮膚にわずかな傷ができることがあります。
外耳炎になると耳の中で痒みや痛みが生じ、場合によっては音が聞こえづらくなってしまうのです。
耳栓を使うときには必ず耳の汚れや汗をふき取り、細菌が嫌う環境を作ることが大切です。
注意点②:耳栓の刺激で耳に負担がかかる
2つ目の注意点は、耳栓の刺激で耳に負担がかかるということです。
合わないサイズの耳栓を使ったり、短時間に何度も出し入れをしたりすると、耳に負担がかかるのです。
直径1㎝ほどの耳の穴に、耳栓を間違った入れ方で使うのは望ましくありません。
しっかり音をさえぎりたいという理由で大きいサイズの耳栓を使うと、気づかぬうちに外耳道内の皮膚にダメージを与えます。
また一日に何度も耳栓の装着を繰り返すことも、耳の皮膚にとってはかなりの刺激となるのです。
皮膚の痛みや痒みの原因になってしまうため、耳栓の選び方や扱い方には十分気をつけましょう。
注意点③:耳栓を耳から勢いよく外さない
3つ目に解説する注意点は、耳栓を耳から勢いよく外さないということです。
勢いよく耳栓を外すと、鼓膜が耳の中の空気と共にひっぱられて傷ついたり、破けたりする危険性があります。
鼓膜は繊細な部分であり、耳栓などのちょっとした刺激が加わると、ズキズキとした痛みが続いてしまいます。
安全に外すためには、耳を引き上げて穴を広げ、軽く耳栓を回すように取り出してください。
耳栓を勢いよく外すと鼓膜を傷つける原因になるため、あらかじめ正しい外し方を知っておきましょう。
知っておきたい耳栓の入れ方のコツや注意点まとめ

- 耳栓を入れる前に、反対側の手で耳を軽く引き上げて外耳道をまっすぐに伸ばす
- 主にスポンジタイプやフランジタイプ、デジタルタイプの耳栓が挙げられる
- 外耳炎を防ぐためには、耳の中をきれいにして耳栓で傷つけないよう気を配る
- 耳栓の大きさや入れ方、使う回数を考えることで、耳への負担が軽くなる
- 勢いよく耳栓を外すと鼓膜をいためるので、耳をひっぱって穴を広げて取り出す
知っておきたい耳栓の入れ方のコツや注意点について、以上のことをお伝えしました。
私は耳栓の使い方ひとつで病気になることを知りませんでしたが、正しく使えば強い味方になってくれそうです。
毎日を穏やかに過ごせるよう、暮らしの中で耳栓をうまく活用してみてくださいね。


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